このたび、当給食会が県内の小中学校へ納入いたしました給食用のデザート「巨峰っこゼリー」におきまして、カビが発生した製品が混入するという事案が生じました。
児童・生徒の皆様、保護者の皆様、ならびに学校関係者の皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本件に関する経緯、原因、および当給食会の対応と今後の再発防止策について、下記のとおりご報告いたします。
1 事案の経緯
令和8年9月4日、松本市立清水小学校様において、該当デザートゼリー計6個にカビが発生していたことが発見されました。(このゼリーは喫食されませんでした。)当該学校においては直ちに喫食を中止しましたが、一部の児童が既に喫食してしまっておりました。
同製品は18,970個製造され、県内全体には18,880個を納入、松本市様には2,457個納入いたしました。
通報を受け、本会では直ちに関係先に連絡し回収に努めましたが、間に合わず、一部喫食した児童生徒等がおりました。その時点では、体調不良を訴えた児童がおりましたが、現時点では、この喫食が直接の原因となる健康被害が生じたかどうかは確認されておりません。
2 事案の背景と本会の対応における反省点
原因の発端は、製造メーカーにおいて、ゼリー製造後冷却し直ちに冷凍保管するべき工程がおろそかになったことに起因するものです。本会としては、メーカーからの冷凍庫故障の情報を知った時点で直ちにゼリー納品受入れを停止すべきでありました。組織としての危機管理意識の甘さを厳しく反省しております。
3 健康被害に関する調査について
(1)通報を受け、直ちに当該商品を専門検査機関である食品研究所に検査依頼いたしました。その結果、発生したカビの種類を調べる同定検査において、通常は毒性の恐れはない種類であるとのことでした。
(2)その後の対応として、清水小学校様からの回収分と松本事務所の在庫分と長野事務所、飯田事務所分を含めて全て開封点検した結果、松本事務所分の中から新たに8個カビの発生が確認されました。
これにつきましては、今後とも症状の訴えがありましたら報告していただくようお願いし、対応してまいります。
4 今後の再発防止策
今回の事態を重く受け止め、以下の再発防止策を徹底してまいります。
・メーカー等から製品に関する懸念情報が入った場合、即座に納品を見合わせる等、改めて厳格な運用に努めます。
・製造メーカーに対し、関係機関による衛生管理体制を強化し、安全性が担保できない製品の未然防止に努めます。
本件を機に、全職員が食の安全に対する意識を改めて引き締め、信頼回復に向けて誠心誠意努めてまいる所存です。
